今年で30代に突入した僕。
振り返ると、あの時これをやっとけばよかったという後悔はひとつもありません。
それはなぜなのか綴ります。
※この記事は自己啓発系じゃありません。
挫折
先述しますが僕の実家はビンボーでした。
親は片親であり毒親でした。
高校3年の頃、歯医者さんになる！と決意し、資料を持って帰った時の事。
「誰が学校のお金出すの？お母さんバイトだから奨学金の保証人になれないから、保証人になれそうな人を探して頭下げてきなさい」
と母親に言い放たれたことを今でも忘れません。
僕はこの日、初めて挫折を知ったのです。
ちなみに進路の話をしても「いいんじゃない？」と言われて続けてた僕はこの瞬間まで大学や専門学校に行けると思ってました。
バイトをしてましたが、普通に大学行けると思ってたので
お金は車の免許代や修学旅行費に使ったの以外、遊びで消えてました。
ここでグレなかったのは優しい祖母のおかげだと思います。
せっかく勉強頑張って進学校行ったのに、意味なかったじゃないか！！と心の中で叫びました。
18歳になった僕
無事介護士として就職した僕。
のちに人間関係が原因で3か月で退職します。
母親に仕事辞めたいと相談したところ、
「もう18なんだから、あんたの面倒なんかもう見ないから自分で全部考えろ」
「無職になっても1円も支援しないから」
という事だったので、介護を辞めて蕎麦屋でブラック労働をし、稼いだ10万円を握りしめて当時の恋人の家に転がり込みました。
親の口癖は「あんたには無理」でした。
自分のことは自分で責任を持つ
SNSで繋がっていた、なんでも親にやってもらってる同い年の元同級生を横目に、僕はなんでも自分で意思決定して生きていました。
親から生活の工夫や料理を1度も教わっていない僕は、なにを調べたらいいかもわからず、当たって砕けろの精神で試行錯誤の毎日でした。
給料日に全額おろして固定費はコンビニ支払い。残高数百円の毎日が当たり前でした。
野菜の保存ができる事すら知らず、使い切るのが当たり前だった僕は外食の方が安いじゃん！と本気で思っていて、当時は今よりも太っていました。
恋人は調理師の学生だったので外食は喜んでいましたし、親から仕送りをもらっていると言ってたのでお金には余裕があったようです。
家賃はすべて折半。食費は自分の給料から、という感じでした。
メンヘラだった恋人との別れと現在
いろいろあって恋人と別れて10年の月日が流れ、現在。
子供はいませんが僕はすでに結婚しています。
相手が正社員で働いてくれてるので僕はフリーターをやらせてもらってます。
相手がバイトがいいと言っていたら僕が正社員になっているでしょう。
振り返ると、この人生一度も誰かのせいにしたことはありません。
結婚する際、親には
「あんたには無理。協調性ないんだから結婚なんて無理。すぐ離婚するから」
と言われましたが、ものすごく説得と喧嘩を重ねて結婚しました。
否定ばかりされて育った僕は、基本的に全人類に嫌われる存在だし、なんなら興味がないだろうと思って生きています。結婚した今もそう思ってます。
仕事していても僕はミスが多い空気のような存在です。
仲が良い人は一人いますがその人以外と話しません。
こんなに人と馴染めなくても、これでいいんだと思うようにしています。
20代で経験したこと
20代だから、というより僕は好奇心旺盛なのでいろんなことに手を出してはやめるを繰り返していました。
YouTubeをやってたこともありますし、違うサイトでブログもやっていました。
イラストを描きまくってはピクシブに投稿していたこともあります。
水彩画にも手を出しましたが飽きてやめてしまったので痛い出費となりましたがいい経験でした。
コスプレイヤーとして活動していたこともあります。
仕事もいろんな職種を経験し、ポスティングやコールセンターもやったことがあります。
飽きて投げ出すしかない人生で、僕は何をやってもダメなんだ。とかやっぱり向いてるものなんか何もないな、と思っていましたがある時急に吹っ切れて、これでいいんだと思うようになりました。
「幸運の女神には前髪しかない」
「本当にやりたいと思ってる人はとっくに始めている」
「周りに否定されることばかりだったから、せめて自分だけは自分を認めてあげようと思った」
「自分の創り出すものは全部面白いと自信を持って言える」
などなど、大好きな言葉に巡り合って今ここにいます。
20代は何でも手出して飽きたらやめるといいと思うんですよね。
30代はそれの答え合わせだと思います。
結果なにがしたいか見えてくると思うんです。
ゲームでもいい、アニメ見るでもいいんです。見続けられるのも才能ですから。
ホンモノの意識高い系の人から見たらひっくり返ると思いますが、
現在僕に残ったものは
ブログ・アニメ・エ〇ゲ、ゲーム、読書です。
いかにラクして生きるか、という信念です。
なので子供は作らないという選択をしました。
それでも僕は、自分が意識高い系だと思っています。
人生それくらい適当でいいんですよ。
たぶんね。
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