試験を受けた理由
一昨年、僕は突然、生物分類技能検定の資格を取ろうと決意して約1年のあいだ勉強し、去年無事4級合格に至りました。
なぜ試験を受けようと思ったのか。
普通になにも考えずに生きてるよりも、目に映る植物や鳥の名前や特徴がわかれば、もっと生きてて楽しくなるような気がしたからです。
実際、こいつは冬鳥だからここに来たんだなとか、この木は落葉樹だから冬になったら枯れるな、とかわかるようになって楽しいです。
生物分類技能検定とは、生き物を正しく分類できるかどうかの検定になります。
CBTテストで、4級は60点以上で合格です。
僕は1年間週に約6時間勉強して86点でした。
僕は生物については全く詳しくなく、家で猫を飼っていたり、過去にハムスターや魚を飼っていた事がある程度の知識です。
ごく一般人、いやそれより劣るかもしれません。
植物もテストの範囲内なのですが、僕は植物に全く興味がないので桜と梅の違いもわかりませんでしたし、旬の食材もちんぷんかんぷんでした。
もちろん、七草粥になにが入ってるのかも知らずに食べてるレベルでした。
ひたすら過去問を解く
- 勉強法は99%ほぼこれです。
- 他にも解説集が出てるのでそれも購入し、わからなかったら解説集も使って勉強する、といった感じでやってました。
問題集、解説集はAmazonのみの販売だそうです。
過去問は4択で、まずは解きます。
わからないのはすぐ答えを見ます。
4択に出た生物を徹底的に調べます。
この繰り返しです。
僕の場合はiPadでGood notesというアプリを購入し、Wikipediaで生物の名前を検索して写真をまとめていました。
Wikipediaだけだと情報が怪しい、ということで、水族館のサイトなどをひらすらまわってました。
何回も過去問を解いていると、大体こういう問題が出るんだとわかってきます。
僕が受けた試験は範囲外からも出ましたが、しっかり過去問を解けるようになってればまぁ大丈夫かなという印象でした。
ノートとiPadの両方で勉強した
Wikipediaや水族館や動物園の公式サイトで見た情報を書いて覚えるために、ノートに文章を書いたりしていました。
3級の問題も少しだけ解いてました。
写真を貼って重要なところをまとめるのはiPad、といった感じです。
プリンターがある人は写真をプリントしてノートに貼ったりしていたようです。
生物の分布やレッドリストも確認しておくと良いと思います。
解説集で勉強したものもテストに出たので、全部に目を通しておいた方が確実かと思います。
試験を受けた感想
試験当日、僕は緊張のあまり試験管の話をあまり聞けませんでした。
待機場所すら聞き逃し、事務室に聞きに行って驚かれたのを覚えています。
挙げ句の果てに、なぜかパソコンもうまく操作できず試験管を困らせてしまいました。
試験管の説明不足ではありません。
ゆっくり丁寧に説明してくださいますので、落ち着いて聞いていれば、おそらく誰でもスムーズに試験を開始できます。
僕みたいに日頃落ち着いてない人は、試験が始まる前にまずは落ち着く練習をしといた方が身のためです。
大混乱で始めた試験。僕は1問目に出た、冬眠する動物を答えろという超初歩的問題を間違えました。
これから勉強される方へ。
4級でも難しいと感じますが、過去問と解説集をしっかり勉強されていればおそらく合格できると思いますので、自分を信じて頑張ってください!
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