とんでもない名作に出合ってしまった気がするので熱が冷めないうちに感想を書こうと思います。
良かった点
・3~5クリックでCGが変わっていくので飽きが来なかった
・テーマがシンプルかつ重い、メッセージ性が強い
・キャラが最終的に全員推しになる
・99%がボイスなのに背景がわかりやすい
悪かった点
・ない。 強いてあげるとするとストーリーが8時間ほどで終わるので短い。
もっとあの世界観に浸っていたかった。
オススメしたい人
・自分にとって大切な宝物を見つけたい人
・ノベルゲーに飽きた人
・日々時間に追われてる人
・笑いを求めてる人
・泣きたい人
感想
序盤にマルコが子供の頃の写真を見つけるシーンで泣いて、その日の夜から毎日窓を開けて星空を見上げましたよw
この銀河は広く、いろんな種族がいていろんな価値観があるんだと、蒼い星を聴きながら浸ってました。
感動シーンで涙を流したかと思えばあまりの展開の速さに次の瞬間笑っていたりと、情緒の振り幅がとんでもないことになっていました。
はたから見たら不審者極まりなかったと思います。
幼い頃に惑星の住人に誘拐された主人公マルコは母親の顔がわかりません。
10年後、凄腕のトレジャーハンタになっていたマルコは母親の顔の部分がちぎれてしまった写真を手にし、宝の地図だ!とアルコ、ブタのような見た目の非常食と共に蒼い星、地球へ向かいます。
マルコにとっての本物の宝物を探しに行きます。
突然ですが僕には父親がいません。
マルコと同じで、幼い頃からいないので顔がわかりません。
でもそれに対してなにも思ったことがないです。
なんならかなり不謹慎ですが、二次元には親がいない設定が多いので、 両親いない状態で育てば良かったなとさえ思っています。
(自分の母親は毒親だと思っているのでクズですがこう思ってしまいます)
父親の顔がわからない僕と母親の顔がわからないマルコ。
なんとなく親近感が沸いて、すぐ物語に入り込めました。
ずっと主人公に感情移入していたので、ラストはボロ泣きでした。
ノベルゲーをやっていて日常パートで寝落ちることがしばしばあるのですが、 マルコと銀河竜では一度も寝ることなく完走しました。
ひとつの事件が終わればまたすぐ次の事件起こる展開の速さが凄かったです。
ふざけているパートがありつつテーマがシンプルかつ重くて、またひとつ価値観が変えられたような気がしました。
全員好きですが、中でも僕の推しはイセザキ姉妹のラッカちゃん!! 淡々と残酷なところが好きです。
コメント